RME空き家管理ニュースコラム

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海に囲まれた自然豊かな志賀島で過疎化が深刻化!志賀島活性化のための新たな試みとして「空き家バンク」がスタート

福岡市の東側に位置する島で、新鮮な魚やサザエ・ワカメなどが獲れる漁師のまち志賀島。美しい自然に囲まれ、魅力ある島である反面、過疎化が深刻化しているようです。そんな状況をなんとかしようと、志賀島では「空き家バンク」をスタートさせるなど、空き家の取り組みが始まっています。

この「空き家バンク」では地域活性化のための志賀島移住を目的とし、主に小規模事業での出店を希望する方に島内の賃貸物件を仲介するほか、空き家の管理、地元民や店舗のオーナー同士との交流の場の創出やDIYによる改修に関するアドバイス、ウェブを使った情報発信等も行い、島全体の活性化の一翼を担います。

志賀島の過疎化が深刻化しているのは、志賀島が市街化調整区域(良好な環境を保全するため原則として開発行為を行わない区域)に指定されいるというのもあるようです。

しかし、今までは市街化調整区域では物件の売買以外は禁止とされていましたが、福岡市が事前調査を行った結果、市街化調整区域に住みたいというニーズがあることが分かったのです。2015年10月に住居および店舗用途の賃貸を認める規制緩和に合わせた取り組みです。通常「空き家バンク」と言えば居住を主とした空き家の登録が多いのですが、ここでは創業・開業することを前提とし、居住に関しては歓迎ではあるがあくまで任意となります。事業者誘致が第一優先事項となります。

志賀島では昨年からレンタサイクルとカフェを備えた店がオープン。
この空き家バンク、既にテナント出店希望者の受付は順次対応中で、2〜3月には希望者を募り空き家ツアーを実施するそうです。その後体験移住や出店などを経て正式に申し込み、審査が通過すれば無事に今春から賃貸開始となるようです。

この市街化調整区域内での創業・開業は全国的にも例を見ない新たな取り組みとなるため、空き家問題解決とともに志賀島の活性化に期待が高まります。

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