「空き家バンク」とは？近年空き家の増加に悩む全国の地方自治体が、この「空き家バンク」に取り組んでいます。 (2015-09-11)｜RME空き家管理サービス
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「空き家バンク」とは？近年空き家の増加に悩む全国の地方自治体が、この「空き家バンク」に取り組んでいます。
「空き家バンク」とは、空き家の「売却・賃貸」を考えている所有者から提供された空き家情報を、空き家を「利用・活用したい」と考えている人に提供する制度です。
福岡県内でもこの「空き家バンク」の取り組みが進んでいます。
「空き家バンク」は主に市町村が運営していますが、おおよその利用手順としては、インターネットなどを通じて、空き家を「売却・賃貸したい人」が「空き家バンク」に物件登録し、空き家を「買いたい・借りたい人」が「空き家バンク」に利用登録するといったものです。
空き家の物件情報には写真や住所・面積・間取りなどが掲載され、随時これらの情報は閲覧できるようになっており、登録をしていないひとでも情報の閲覧だけはできるケースが多いようです。
また「空き家バンク」はあくまでも空き家の「売却・賃貸希望者」と空き家を「利用・活用したい人」を引き合わせるまでで、実際の契約交渉は、宅地建物取引業者（不動産の仲介には免許が必要なので）に委託、もしくは当事者同士で行うことになります。
各市町村によって独自の「空き家バンク」制度を設けていますので、市町村から空き家の紹介を受ける場合や、空き家情報を提供する際は、各制度に準じた申し込みや手続きが必要となる場合があります。詳しくは各市町村にお問い合わせください。
近年空き家の増加に悩む全国の地方自治体が、この「空き家バンク」に取り組んでいますが、多くの地方自治体にとっていまだ手探りの状態でもあるようです。
「空き家バンク」は、自治体によっては、各種助成金制度などの優遇措置があったり、空き家バンクにのみ掲載している物件があるなど長所もありますが、なにせ空き家ですからしばらく放置されたままだったりすると、家財道具などが乱雑に置かれたままであったり、その他にも不動産業者が扱ってくれないような面倒な物件がある場合もあります。
長所・短所をよく理解したうえでこの「空き家バンク」制度をうまく活用しましょう。
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