活用ガイド:資産価値の査定について

資産価値の査定

資産価値の査定について

通常、家は一生のうちで一番大きな買い物のはずなので、「売却」を意識する事はあまりなかったかと思います。ただ現代社会においては、色々な理由でそのライフスタイルが変化し、空き家にせざるを得ない状況に陥りやすくなりました。結果別のところに移ることになり、新しい生活をスタートさせるようになりますが、そこで気になるのがこの空き家の再利用です。

再活用として一般的にすぐ考えられるのが、「売却」です。住まいの資産価値は高ければ高いほど良い条件での売却が可能になります。生活の変化に柔軟に対応する為にも上手にメンテナンスをして維持管理していくことが資産価値の維持につながります。

土地の資産価値

  • 地番が強いか弱いか
  • 騒音、振動、悪臭がしないか
  • 不整形地かどうか
  • 嫌悪施設が近隣には存在しない
  • 最寄の駅から近いかどうか
  • 接道条件が良い
  • 住環境の充実(学校・公園・商業施設)
  • 平米数の広さ

建物の資産価値

  • メンテナンスの状態
  • 間取りが様々な用途に適応できるか
  • デザインの度合い(シンプル・奇抜)
  • 住宅性能の度合い
  • スケルトン、インフィル構造
  • バリアフリー構造かどうか
  • 太陽光発電システムや床暖房などの設備の有無

資産価値の計算方法

一般的に一戸建て住宅は築20年で資産価値がゼロとされています。しかし今後政府が推進する200年住宅の価値が市場で認められるようになれば、住宅の価値は大幅に見直されるはずです。これは新築が前提のお話ですが、古い住宅でもその資産価値がきちんと査定されれば、売却できる可能性は多いにあるのです。

マンションの価値は一般的に築10年を基準として、それより新しい物件は1年あたり1.5%資産価値が上昇します。
古い場合は築15年まで年1.5%、20年までは年2%、それより古いと年2.5%資産価値が下がると言われています。
築10年で3,000万円のマンションの価値は、築20年経過した時点で約2,400万円に下がる計算になります。

住宅は築年数以外にも管理状態などの付加価値にも大きく左右されるので、管理STAFFはそれぞれの物件の状態をよく把握して、見極める事になります。

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